2020.07.20社長ブログ

雨後の筍と出会い

足が冷たい感触を覚え眠りからさめます。

ここ何日かの朝とちがいカーテン柄が明るく浮き出ています。

「さては雨は上がったな」と思いカーテンを手繰れば、久し振りにテラスのコンクリート床も乾いて、薄日も差しています。

その先のコーナーには降り続いていた雨で、最近蒔いたヒマワリの種が、知らぬ間に”雨後の筍”状態でぎっしりと、現在禁止されている「密」を作り出したさまで、勢いよく成長しています。これではさすが密閉ではないにしろ、感染は避けられないと思い、次の休みにはソーシャルディスタンスをとって植え替えなければと思いました。

そう云えば、先週も高層階にオフィスのあるお客様を訪問すると、エレベーター内はソーシャルディスタンスは無理にしても、できるだけ距離を保つよう足形サインが床に画かれていました。

部屋に入れば、今度はデスクの中央に透明のプラスティックによる仕切版が設けられて、書類のやりとりは中央にある僅かな窓口によるものでした。瞬間、よくTVなどで見る、身柄を拘束されている容疑者との接見現場を想像してしまいました。

一度収束するかに見えた感染者もまた膨張しだし、感染再拡大も危惧されるところです。

今までにも、経済は相当ダメージを受けてきましたが、今日から始まる挽回策のGo Toキャンペーンも、東京外しとなり、効果半減ではないでしょうか。東京人としては何か「置いてけぼり」をくらったようで、取り残され感が拭えません。

しかし都の感染者数を見れば仕方がないかとも思えます。

東京ナンバーの車で他県を走るのさえ、マスクを忘れて外を歩く時のように何んだか憚られます。

コロナによる、長引く経済への影響の最中、一方では日経平均株価が堅調に推移するなど、コロナショックが日本経済に与える影響がどうなるか、その行方はまだまだ良く見えてこないと云うのが正直なところではないでしょうか。

でも地下では何か得体の知れない危機が徐々に成長していて、長雨でも降れば一気に”雨後の筍”のように地上にその姿を現してくるのではないかと心配したくなる状況です。

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本日も、小生のブログにアクセス頂き、ありがとうございます。

コロナ感染が広がる中、追い打ちをかけるのが豪雨です。梅雨と云っても”降ればドシャ降り”と異状が重なるのを経験すると、何か経済危機が起きるときには、同時に天変地異も起きるのではと、いらぬ心配までしてしまいます。

一見、堅調に推移する株式市場でも異変は起きているようです。不特定多数の買手と売手とがかつ自由で任意に集まって構成される、極めて客観性のある市場であるはずなのに、日銀による株式ETF購入はもう35兆円ほどに買い増され、日本企業最大の株主になろうとしています。これは歪な相場(管制相場)と云う他ありません。

この様なコロナ拡大状況において、実体経済が大きな影響を受けるなか、デフレ脱却、景気浮揚、0金利、そして今回のコロナ・豪雨対策と、いろいろな政策目的で誰の目にも漠とした不安を覚える程の資金供給がなされています。

この度のコロナ対策や豪雨救済対策を盛り込んだ第一次、第二次補正予算合計は約58兆円で政府歳入は約64兆円ですから、おおかた歳入≒補正予算となり、他の福祉、防衛、文教等々の費用は全て(借金)国債でまかなうこととなります。今年度の国債発行額は新規に約100兆円にもならんとする(法人税収はコロナのため極端に減るはず)ものになるのではと思っています。

今はコロナで需要(消費)も落ち込んでいますが、ワクチンが来年あたりに出来るとすれば、溜った需要が一挙に爆発し、それが引鉄となって、インフレ状態に陥るかもしれません。もし、そうなれば現在まで1,000兆円近くも貯めてきた、家計預金があれよあれよと云う間に目減りする実感を味わうことになります。

どうぞその時、インフレに強い不動産テナント料を本位にした、当社i-Bondと出会っていただきたいと思っています。

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本日のボンドランチ

筍は入っていませんが

お肉充実ランチ

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