あすも、あさっても休日と云う金曜日の夜は、いつもよりリラックスしてか、寝るのも遅くなりがちです。小生の得意技の一つが、ベッドに入って10回も深呼吸すれば、すぐさま眠れることです。また、場所もあまり選びません。床屋の待ち時間だろうが、何かの待ち時間だろうが、タクシーに乗っている時でさえ、少し周りが騒がしくてもすぐ眠りに落ちます。
特に凄技がたまに乗車するJRにおいてすら、乗車して今どきですとシートが暖まっていればなおさらですが、次の駅で停まったことすら分かりません。しかし、降りる駅に到着するや、眼が覚めるのです。

そんな寝付きの良い小生が、どうしたわけか、金曜の深夜のかすかに聞こえるダッダッダッ……というマンションの壁面を這い上がって来る音が気になって寝付けません。小生にしては珍しいことです。気になりだすとさらに眠れず、そのうち止んだのでしょうか、眠気が勝ったのでしょうか、いつの間にか眠っていたようです。

土曜日は朝から青空の広がる、まるで桜の花が開く時季のような暖かさで、当社フロント駐車場にある梅もほころび始めました。近づいても梅の香を感じません。いよいよ到来のようです。持病と言っても過言ではない花粉症が始まったようです。
早速、土曜日開業のクリニックにて、去年と同じく目薬と飲み薬（どちらもアレジオン）を処方してもらい、今日になってもまだ使用しないで、ギリギリまで我慢するのですが、持っているだけでお護りのように、なんだか安心感があります。
これから終息する5月の連休頃までの長い間、不快な時期となります。花粉症になって以来、あんなに好きだった春がそれほどでもなくなりました。

そして土曜日の夜、午後9時近くに帰宅するとき、前日の音源がなんだか分かりました。皓皓と白く輝く球体の下で道路工事を行っていたのです。原因である音源がわかって、今夜もかと覚悟を決めていました。でも、その夜はなにも聞こえず、静かな夜でした。誰かが当局に苦情を言ったのかもしれません。

さて、話変わって次期日銀総裁ですが、4月8日に黒田さんが任期満了を迎え、植田さんにバトンタッチされるようですが、日銀の金融緩和縮小はこの先も、なかなかできそうにありません。経済も当分ぐずぐずとした花粉症の季節を、迎えるのではないでしょうか。はやくスッキリしたいところですね。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

先週の日経には、15日の米国の株式相場の記事が載っていました。
底固い展開だそうです。

1月の米小売売上高が3％増と市場予想を大幅に上回ったことが原因とのことです。また半年先の景況見通しが、総じて加速しつつあるとデータが示唆していたと言っています。
なかでも、成長率は、いまだ2％程度を目指すFRBの数値を超えて、上昇しています。FBRは成長率を低く抑え、インフレ圧力を下げようと懸命です。
すなわち、FRB高官が繰り返す「十分な金融引き締め水準」にまで引き締めが効いていないと言うことのようです。
となると、利上げは長期化して、米金利は一段と高くなるかもしれませんね。

翻って、日本の実情は、昨年の暮れ、長期金利を0.25％から0.5％、たった0.25％上昇させただけで、株式はしぶとく頑張っていますが、債券においては、地銀のみならず生保まで、相当な含み損が発生したもようです。
主要15社の生保合計の国内の公社債は昨年9月末時点の約5兆5,600億円の含み益から一転して年末には約3,600億円の含み損とのことです。
5兆円以上が吹き飛んだ計算となります。

日銀も昨年9月末の評価損8,849億円から昨年年末には8兆8,000億円の評価損となり、8兆円近くの損が拡大したことになります。
これでは黒田総裁だろうと次期植田総裁だろうと、どんなに物価が上昇しても、たやすく長期金利は上げられない状況ではないかと思うのです。
でも、いずれ金利をあげないと、インフレもハンパない急上昇となるかもしれません。

そんなことはどこ吹く風と、窓外の坪庭では「千両」の実が静かに、こちらを観ています。

次回「ボンド社長のウェビナー」の告知です。
来たる3月2日（木）19：00～20：00
「資産バブル終わりの始まり」で皆さまとお話したいと思います
事前お申し込み、質問を下記URLよりお願いします。
3月2日当日は、この下に参加URLも貼り出します。

https://form.k3r.jp/mn_ma/presidentonlineseminar0223

　　　　　　　　　　　　　　　　　本日のボンドランチ
　　　　　　　　　　　　　食べ物にアレルギーは全くないのですが、
　　　　　　　　　　　　　　　　　花粉はいけません！