2023.02.27社長ブログ

神頼み

「天気晴朗なれど北風強し」と云う、風の冷たい青空の下で、その神事は行われました。四谷四丁目にある強力パワースポットです。毎年2月の二の午(うま)の午(うま)の刻(午前11時~午後1時)に行われる儀式は、四谷界隈から多くの人たちが集い、禰宜さんの古体の荘重な言葉で祝詞が抑揚をつけて、奏上されます。すると、子供の泣声もピタッとやみます。

祝詞を聞きながら、まぶたを閉じて、ところどころ解かる言葉を追っているうちに、何となく気分が良くなり、終わる頃には何だか嫌なことが払われ、良いことがやって来そうな気分となります。

そして、玉串をささげ、絵馬に願いごとを書き入れ、再びパワースポットに掛けに行くと、行事も終わり、帰り際にお弁当やお菓子、図書券などが入った袋が出され、お土産となります。

帰り道、下り坂に差し掛かれば、ひとしきり背中に向けて、強く吹きつける冷たい風に、二~三歩前に押し出され、バランスをとろうと立ち止まろうとしたとたんに、白いものが目に入ります。よく見れば白梅が満開で、あたりいちめんに匂いが立ち込めていると思うのですが、生憎、花粉症で5月の連休までは鼻は機能停止状態です。
特にこんな晴れて、風の強い日はなおさらです。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

ようやくと言うべきか、2月10日に次期日銀総裁に、植田和男氏(経済学者)を起用するというニュースが出ました。
以前から日銀総裁の席は、財務省と日銀が交替で就任するのが慣行と思っていたのに、次期日銀総裁は、全く毛色が違うなと思いました。

下馬評では、最有力候補と言われていた雨宮副総裁も、また元副総裁中曽氏も、山口氏も誰もが総裁になりませんでした。
女性副総裁候補と言われていた翁 百合氏も副総裁には就任しませんでした。
これをどのように考えるのか、それぞれ意見が分かれるところだと思うのですが、誰が引き受けても、現在の日本の財務金融情勢は、大へん難しい局面だと思います。ですから総裁職を以前は取り合った財務省関係者さえも、引き受けなかったのではないかと思えるのです。

25日(土)の新聞では、24日(金)に植田氏が(副総裁候補も含めて)適任かどうかの、衆議院における所信聴取と質疑があったと言っています。
物価、長短金利、国債購入、為替(円の動向)等について議論が交わされました。
その記事を読んでいて、勿論、現在の執行体制との整合性はとりつつも、随所に副作用の軽減を探ると言っています。もしかすると後者の方が主体なのかもしれません。
物価では23年度半ばには2%を下回るだろうと予測しています。また長短金利操作(YCC)の再考も視野に入れ、ETF(上場投資信託)や大量国債の購入も大問題だと、今迄の黒田総裁とは異なる発言をしています。

もしかすると、植田次期日銀総裁は、何もかも承知の上で、「火中の栗を拾う」覚悟なのかもしれません。
これは他人事ではありません。是非、軟着陸していただきたいと思っています。
しかし、今後の経済、何があるかわかりません。ウクライナVSロシアの戦争ばかりでなく、トルコ・シリア地方の地震などの自然災害を含めて、人智を越える事象がいつ起きるか分かりません。
シートベルトを締めた上で、神頼みと言うところもあるのかもしれません。

次回「ボンド社長のウェビナー」の告知です。
来たる3月2日(木)19:00~20:00
「資産バブル終わりの始まり」で皆さまとお話したいと思います
事前お申し込み、質問を下記URLよりお願いします。
3月2日当日は、この下に参加URLも貼り出します。

https://form.k3r.jp/mn_ma/presidentonlineseminar0223

直接ウェビナーに参加する場合はこちら

https://us02web.zoom.us/j/86043159391?pwd=eTZpWDhjQUFlV0VGcFJVTHM5OU5EUT09




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         本日のボンドランチ
      神社で頂いたお弁当とお菓子など

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