今日と明日で、9月決算の当社は39期が終わります。
来期と言いましても、今週水曜から40th Anniversaryの第40期が始まります。平成バブルの始まる直前1986年に創立された当社です。あれから40年も経つのですね。あれからこれまでの間には平成バブルの崩壊、リーマンショックなどの経済的大ショックを、2度も乗り越え今があるかと思えば、少しセンチメンタルな感情に浸りたくもなります。
しかし、10月に入ろうとしているのに、まだこの暑さです。今風に言えば「エモい」気分にはなれそうもありません。
またリーマン後、なだらかな変化で続いていた政治や経済の環境も、ここにきて急速に変わろうとしています。加えて、IT技術等も急激な進歩を見せています。それらに順応しながら、様々な物事が変革の時を、迎えるのではないかと考えられます。
そこで、40期は当社も時代の流れに合わせて、今迄のビジネスモデルを大きく変化させ、舵を切るには相応しい時期到来と考えて、40期はその実現の緒に、就くことになろうかと思います。
そう言えば、前回の都知事選挙以前から小生も予兆を察してはいましたが、それに続く参院選や、現在、進行中の自民党総裁選を見ましても、候補はYouTubeやインスタグラム、X等を駆使していろいろと発信し、効果を上げています。選挙手法まで様変わりです。
特に前の参院選では、選挙カーで党首が演説する姿をYouTubeで生配信し、それを切り取って、縦画面のインスタにして、スマホなどでコンテンツを見やすくするなどしながら、Xへのアカウントを設けて、拡散して成果を上げているのを目の当たりにしたのです。当社も今迄通りの発信方法を、続けていて良いのかと思いました。
そんな環境変化に適応すべく、遅ればせながら、当社も10月中頃を目途に、40期のビジネスモデルの変更と併せて、まずはYouTubeでの発信をしようと準備に入り、今日午後から、その撮影に入る予定なのです。
初めてのことなので、今迄実行してきた、当ブログや地方も含めて行ってきたIR等とは、どう違うのかも試したいと思っています。
まずは投資を種(シード層向け)から始まり、成長(グロース層向け)し、やがて投資による収穫(ハーベスト層向け)をするまでの段階に分けて、視聴者の皆さまと一緒に、お勉強するようなものにしたいと考えています。
撮影場所は小生の執務室とすることにしました。プロには編集だけをお願いして、撮影からYouTubeへのUPまで、当社の社員が全て担当します。社員との会話のような雰囲気が出せればよいと思っています。
是非ブログにアクセスして頂いている皆さまにも観て頂きたいと思います。
どうぞよろしく。




本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
さて、40周年を迎える当社ですが、2回のバブル崩壊に遭遇して、そこをどのように潜り抜けてきたかの経験は、貴重なものだと思っています。また1回目の平成バブルの崩壊に接した時は、当時何が何だか判らず、無我夢中で切り抜けるのが精一杯でした。
今、冷静になって考えれば、もっと良い方法があったのかもしれませんが、生き残りをかけていた当時は、刻々と変化する周辺の経済情勢に行き当たりばったり、その時の最善と思われる手を打ってきたようにも思います
二回目のリーマンショックでは、一回目の経験が生かされたのでしょうか、ショックの起きる前に、サブプライムローンの雲行きが怪しくなってきたときに、何かの予兆を察知してか、いつでも止まれるよう徐行運転に、切り替えたことは覚えています。
当時は徐行運転に変更(売買業を縮小して賃貸業中心に)したのが少し早かったようにも思い、勿体ないのと惜しい気持ちがあり、逡巡したものでしたが、今思えば、あのぐらいで徐行に切り替えていて、正解だったと思っています。
先週26日(金)の日経朝刊に8月の東京23区の賃貸マンションの平均募集家賃が掲載されていましたが、ワンルームからファミリーまで、全ての区分で過去最高値であったとありました。
「分譲マンションの価格高騰で、賃貸を選択する人たちが増えている」とも書いてありました。これは、平成バブル崩壊直前小生は、当時気付かなかったのですが、今思えばあの時と現在は「瓜二つ」とも言えるでしょう。
当時、日銀は、CPIが安定的(0.5%程度→同時に進行していた円高の為)だとして、金融引き締めはせず、バブルに気付いて急ブレーキ(不動産に対する総量規制等)を踏んだら、バブルが崩壊したのです。小生は初めてのことで、その予兆を見逃していたのです。
また現下、金の高騰が止まらず、1トロオンス3700ドルを上回る価格となっています。今や中央銀行が金を準備金として積み上げているそうです。現に、リーマンショックの後ロシアは金を積み上げてきました。今や中国の中央銀行も金の積み増しをしています。
今年に入ってトルコやアゼルバイジャンも買い上がっているそうです。米国ではハーバード大学がハイテク株を減らして金と暗号資産に振り替えたとも言われています。金は「究極の決済手段」との認識のようです。
もしかすると、いつの時か世界の通貨が揺らぐ時が、来る予兆として察知すべきなのかもしれません。

本日のボンドランチ
お弁当の名前からして、美味の予兆を察知