2020.01.20社長ブログ

相続

昨日は抜けるような青空が広がった一日でしたが、一昨日は朝から小雨で雪が混じりだしたのは昼少し前の頃だったと思います。

久しく会っていなかった関西からの友人が「寒いね~」と、東京に来たついでに立ち寄ってくれました。

来ることは知っていたので、そんなに驚きはありませんでしたが、背が高くフットボール選手のようにがっしりした体軀だったのに、7~8年振りに会う白髪が大部分を占める後ろ姿は少し細く、小さくなったようでした。

「お昼何がいい、何でもおごるよ」と云えば、「じゃあステーキ」ときました。

空は暗く、小雨の降る中、タクシーを探すのですが、なかなか「空車」が見つかりません。足先の方からだんだんと冷えが上がってくるのを感じます。

ようやくステーキの専門店に入ると、暖かさもあってかホッとします。店はそんなに混んでなく、奥の片隅におさまり、休日だからと、ランチビールを飲みだせば打ち解けるのは早いです。

仕事やプライベートの話をひとしきりしたあと、あの25年前の阪神淡路大震災の話になりました。あのとき何処にいたと聞いたら、実家の宝塚にいて午前6時少し前にものすごく強い縦揺れに何回か襲われた後、習慣的に会社に行こうと駅まで向ったら、途中誰一人として会わず、駅員はいたものの、電車は全て止まっていたので大阪の会社に向い歩き出し、会社に着くまでの間に3人の人を救出したそうです。

実家は傾いてしまったので、今のマンションに引っ越したと当時を思い出して話してくれました。

今回上京したのは相続のためとのことでした。

さて、大食漢二人は3人前ステーキを2人でたいらげ、彼が行こうと云うのでカラオケへ。彼は上手なので90点を出しましたが、小生は85点止まりでした。

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国税庁の統計によれば、2018年の相続財産の総額は17兆3,179億円だったそうです。

でもこれは「3,000万円+600万円×法定相続人の数」未満の相続財産には相続税が全額控除されることから、本当の相続財産はこの5~6倍にはなるとの試算があります。

彼はまだ現役、相続資産のありがたみがよく判ると親に大感謝でした。

60歳以上の高齢者世帯が家計金融資産の約6割を保有していることから、当社ではその市場を「6・6マーケット」と呼んでマリオンボンドの販売先として力を傾注しておりました。相続財産全体の35%は不動産で、かつては約50%を占めていたと云われています。ずい分と不動産離れが進んでいるのですね。また、現預金は32%と不動産に次いで多く、有価証券は16%となっているようです。

彼に聞くと、相続人の何人かが東京にいるとのことでした。これは地方で起きる相続が徐々に東京に相続資産が集まると云うことに他ならず、富にも地域格差が広がっていることが伺えます。

勿論、彼がどれ程の資産を相続したかは判りませんが、食事も終わりに近づいた時、すかさず「お金第3の置場i-Bond」を勧めることは忘れませんでした。

それにしても、資産(財産)を残すということの本質的な意味は一体何なんでしょうね?

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本日のボンドランチ

もうお肉は食傷気味

さっぱり酢〆いわしにぎり寿司

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