2021.07.12社長ブログ

危うい

週末の土曜日は、前夜まで小雨まじりに深く厚く垂れ込めていた梅雨空が一掃され、薄雲は残るものの、久し振りの青空が眩しい梅雨のひと休みでした。雨降りにまかせて、何の世話もしていないのに、ここ何日かで背丈を伸ばしたベランダのヒマワリは、陽光を求めて心成しか傾いているように感じられます。葉も日に輝いて喜びを表わしています。

やはり晴れれば、気持ちの良いもので、自然と外に出ようという気になるものですね。

そこで、歩いて伊勢丹までのお買物と決め、出掛けますと、昼過ぎなので気温も上がり、熱風という程でもないのですが、頬にあたる風はけっこう熱くとも、気持ちよく足の運びもやたら軽いのです。

あっと云う間に着いたのですが、別館入口は正面だけに限られ、ぐるりと回って、手の消毒を済ませ体温測定器の前を通過して入館となりますが、けっこうな人出です。これでは感染拡大もやむなしと、自分自身もその一員となっているのに他人ごとのように思ってしまいました。

そして、夜の10時前には一時的に、閃光に後れて大きな音がして大雨が降ったのでした。昨日はまた、一時的に薄日も差し、通り雨もありのうっとうしい梅雨空に戻ってしまいました。

今日から東京は4度目の緊急事態宣言が発令され、来月の22日までがその制限下におかれます。

そうすると、23日に開会式を迎える東京五輪は8月8日までの間、まるまる宣言下の中にあることになります。

小生にはどことなく強行突破といった危うい五輪になりそうな気がしてなりません。

前回の東京オリンピックは小生が高校二年で、とても印象深く覚えています。10月10日の空は一天雲もなく、仲秋にしては意外と暑い日だったと記憶しています。

開会式は家族全員が集まって観ていました。最後に日本選手団が日の丸を先頭に入場してきたときは、きっと日本国民全員が胸を張って入場してくる選手と一体となり、堂々と世界にその存在感を示した姿を見て、小生は頭がしびれ、涙ぐんでしまいました。

ブルーインパルスが五輪の雲を青空につくった時は、即、屋上(と云っても3階)に行って、徐々に拡大してくる大輪の雲が、いわし雲のように粗い雲となって近づき、やがて小生の頭上までやってきました。

あの時は、日本国中に熱気・活気が充満していて、今日より明日、明日より明後日と成長が著しく、まるで伸びざかりのヒマワリのようでした。

一転して、11日後に迫った東京オリンピックは、一体どんな大会になるのでしょうか? 東京は無観客は決まっているようだし、うまくまとめ上げコロナ禍の中でも、世界に存在感を堂々と示せれば上出来と思います。

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本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

小生もいよいよ15日に一回目のワクチン接種予約が入り、地域センターでファイザー製ワクチンを受けます。ワクチンが不足しているとニュースでは聞きます。二回目が滞らないとよいのですが……

もう既に済ませた人たちからは、様々な副作用を聞きますが、ここは危ういので接種が肝要と考えます。

9日の東京株式市場は終値が27,940円となり、日経平均株価は3日続落し、2万8,000円の大台を割り込みました。

世界で新型コロナウイルスの変異型の感染拡大が収まらず、投資家が運用リスクに慎重になったからだと云われています。

それにしても、欧米中に比べれば日本の株式市場には勢いがありません。米国のダウ平均は34,870ドルと過去最高値を更新しています。きっと現在のコロナワクチンの接種状況による景気回復の差だと考えられます。

世界の株価は最高値圏にあることはまちがいないようです。ただ6月の利上げ早期化懸念から米株式が一旦は急落したように、最近はだいぶ世界各国の株価も不安定化していると思います。

少し心配なのは、日米中の個人投資家が借金で株式の投資額を大きく膨らませていることです。スマホの活用や、コロナ禍による「巣ごもり投資」でミレニアル世代(20代前半から30代後半くらいの年齢の人々)の投資家の参加が株価下落場面を支えているようです。

しかし、その投資方法が低金利による借金で賄われている場合が多くあります。

日米中の借金での投資残高はコロナ禍で最大となりました。ミレニアル世代の投資家を含めて総額125兆円になると云われています。株安の経験のない投資家も多く、下落局面を考えれば、実に危ういものとなっています。

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本日のボンドランチ

梅雨時なので生ものは危ういカナ・・・。

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