毎週、ブログを打ち始めるときは、タイトルはまだ決まっていません。いつも中程まで打っているうちに、“どう今日のブログは結末をつけようか” などと考え始め、結末に平仄を合わせるように、バランスを整えてつじつまが合うように、できれば伏線になるように、話の筋を打ちながら考えます。
ですから、最初はノーアイディアなので、いつも入り易い同じパターンとなりがちですが、お天気の話から入っていくのが楽です。また挿絵風に入る写真もあらかじめある場合と、後から撮りに行く場合とがあります。
今日も、パソコンを前にデスクに向かい打ち始めると2025年5月……と打ったところで、いやいやもう6月に入っているのだと気づき、打ち直すのですが、同時に時の流れの早さも感じます。
下町の夏祭りは、神田明神から始まり三社、下谷神社、第六天榊神社、そして最後が鳥越神社の千貫神輿と、毎週末のように続きます。
それが終わると梅雨の真只中に入り、例年はそれから急に暑さも湿気も上昇して、夏本番を迎えることとなります。ところが、今年は5月でも週末となると、必ずと言っていい程に雨が降り、お祭りも夜宮から三日ほど続きますが、そのうち一日は雨となります。
先週も天気はパッとしませんでしたが週末の金曜日など、風の強い細かい雨が降り、夜など一時的に止んだと思い、傘もなしで、外出すればまた霧雨が細かく降りかかり、傘なしでは濡れるのが嫌で、雨宿りです。
信号でとまった「空車」までダッシュで、ワンメーターで自宅に引き返しました。
土曜も引き続き雨は朝からで、やはり小糠雨です。現在gymに週一回通っていて、その帰り途、雨が止むやいなや青空も一部に見え、ジェットの機影が見えたかと思うと、少しズレて轟音が響いてきます。しかし青空の下の方には黒い雲が低く垂れています。また風も強く、街路樹は白い裏葉を見せて斜めに伏しています。
地上に目を落とせば、ハトが舗道に降りてきて、早速のエサの探索を始めました。降り続く雨でエサ探しもできなかったのでしょう。
話によれば、荒川の花火大会が行われると聞いていましたが、これも強風で中止になったようです。
そして、また夜にかけて小糠雨は再び降り続きます。
小生、低気圧には敏感で、すぐに気が滅入り身体もどことなく不調となりますが、高血圧、いやいや高気圧で青空などが見えたりして、太陽も輝いていればご機嫌です。昨日も午前中はそうでしたが、午後はだんだん天気も下り坂のようです。本当に天候不順。
今日は福岡出張なので、博多はなんとか晴れていないかなぁ~




本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
どうも、トランプ関税以降、世界経済も不透明感を増し、不安定で不調のようです。
米国の国債も格下げられ、米国大手銀行も軒並みの格下げです。
そこで日本の債券(国債)市場、所謂債券相場ですが、財務省が行った20年物と40年物の超長期の国債の入札が相次ぎ不調となりました。その結果、長期ゾーン中心に金利が急騰しているのです。
短期国債は銀行なども入札に参加してプレーヤーも多いのですが、20年、40年となるとプレーヤーはごく少なく年金基金や生損保となりますが、それらの買い手が手控えたと言うことが直接の原因のようです。
しかし、裏を返せば日本の財政が20年先、40年先まで大丈夫なのかと疑義もあると言うことにもなります。
景気拡大の結果としての金利上昇という「良い金利上昇」(マイナス面を収益成長でカバー)状況に現在はありません。まだトランプ関税に決着がついたわけでもないので、景気の先行きは不透明で、傘の手離せない天気で「悪い金利上昇」と言わざるを得ないのです。
そうなると、今回は需給要因が主であるため株式市場に、悪影響は及ぼさなかったと言うのですが、銀行などが入札に参加する新発10年物国債の上昇も、緩やかとはいえ、現在1.5%と年初時点と比べると0.4%程高い水準です。この金利上昇は、日経平均を9%程押し下げてもおかしくないと(実際は日経平均は5%安)専門家は言っています。
そこに加えて6月16日~17日に予定されている日銀政策決定会合では、昨年7月以来続く日銀の国債購入の減額(金融の量的引き締め=QT)を再確認すると言われています。
即ち、国債の利回りが上昇気味であろうが、国債の購入額を月間4,000億円ずつ減額するペースは落とさないであろうと言われています。
買い入れ減額の一方で、日銀保有の国債には償還が次々にやってきます。その結果日銀の国債保有残高は、流れの早いペースで減っていきます。もう既に、この8ヶ月で17兆円以上のQTが実施され、これからは、月日の経過と共に出回り過ぎた円の回収を急ぐことになります。
さて、日本経済はトランプ関税や、長期金利の上昇に目を奪われているうちに、資金量がタイトになり、経済不調に陥らないか心配です。
昨日の日経新聞には、EU圏最大の経済大国ドイツも、労働者の病欠が多発して、健康面で生産性を著しく落として、ドイツ経済を悩ませていると言っています。
どこの国も、不調になる種は抱えているものですね。

本日のボンドランチ
エビフライだけに、景気も揚(上)がり、経済不調脱出