2022.04.25社長ブログ

箱根とESG

当社は1990年頃、後になって思えば平成バブルの崩壊へとつながる兆候はあったのですが、当時はバブル崩壊になろうとはつゆとも疑わずに、箱根強羅に別荘とは言い難いのですが、保養所をつくりました。

コロナ禍以前は社員の方々も結構その保養所を使っていたのですが、今は滅多に使う人もいなくなりました。

梅雨を前に、屋根や壁を修復したことから、その出来上がりと様子を見るため、連休の混雑を避けて、先週末に現地を視察しに行ってきました。このところ梅雨のはしりのように雨がしとしと降り、天気は悪かったのですが、今朝同様に土曜日は天気も良く、気温も高目で初夏のような一日でした。

小田急ロマンスカ―で箱根湯本まで90分、そこからスイッチバックで進む登山電車で、約40分程で強羅駅に到着します。夏にばアジサイ電車´の愛称で親しまれる電車ですが、今はアジサイにはまだ早く、名残の桜が車窓からチラホラと見え去ります。

強羅からはタクシーに乗り15分程で保養所なのですが、その道中は新緑と若葉の濃淡のみどりのトンネル中を、ウグイスの鳴き声や小鳥のさえずりを聴きながら疾走するのです。それがなんとも云えず気持ちよく、思わずマスクをはずすと新緑のいい匂いが鼻孔を突きます。正に今流行の「ESG」の「E」の視点からすれば、Aクラスの「E」です。

保養所の窓を全開し、新緑の空気と入れかえ、周辺を一巡りし、修復箇所を点検し戸締りをすれば、今日の仕事は終了です。帰りのタクシーを呼んで強羅駅に戻り、駅前の喫茶処でハーブティとおしる粉をいただき、遅い昼食としました。帰りの電車までには相当な時間があるので、駅裏にある日帰り温泉「強羅館」に立寄ることとしました。

日帰り一人1,500円で、タオル、バスタオル付です。白濁の少し熱目の温泉に首までつかれば、極楽、極楽、手足を存分に伸ばして入るお風呂は久し振りでした。

温泉を十分過ぎるくらいに堪能してから、湯本まで戻れば18:45発の新宿行きロマンスカーまでは小1時間あります。どうして過ごそうかと考えるより先に、食いしん坊なので、食事処のサインボードに目が行き、どこで食べようかとお店を目で追っています。時間的にも食欲的にも箱根そばと決めて、天ソバを注文し、でき上がるまでビールでつないでいると時間が迫ってきます。

ようやく天ソバがくると、食べながらお勘定を済ませ、駅に駆け込みます。乗車すれば即発車となり、車中では温泉疲れと先程のビールのため、いい気持ちで眠ったらしく、目が覚めると代々木八幡駅を通過しているところでした。

保養所.JPEG

ロマンスカー.JPEG

登山鉄道.JPEG

強羅駅.JPEG

桜.JPEG

新緑.JPEG

強羅館.JPEG

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

ウクライナ情勢は、日ごとに変化しながら、フェイクニュースもあり、一方的に送られてくるニュースでは、様々な情報が入り混じり、本当の戦況は定かではありませんが、日本のTV局が行う、現地からの報道がより真実なのだろうと思われます。

2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、その影響を短時間で様々な分野に広げています。

ロシア産の天然ガス等の依存から脱する為に、短期的か長期に渡るのか戦況次第ですが、石炭などの化石燃料へ回帰する動きも見られます。

そんな中、「安全でクリーンかつ安価な新世代の原子炉を採用し、英国は再び卓越した存在となることを目指す」と、4月7日英国ジョンソン大統領は公表しました。

これなどは「ESG」における「E」の観点では、事故の際の環境破壊から言えば、大問題のはずです。また、化石燃料の使用も脱炭素問題から言えばネガティブな話ではありますが、ウクライナ戦争がもたらした事態なので、背に腹は替えられない情況だと思います。

「ESG投資」においても同様のことが言えて、現に欧米で好業績を上げているエクソンモービルやシェルなどの石油メジャーは、一部で再生エネルギー投資に舵を切ってはいるものの、それよりも原油価格高騰を受けて利益を膨らませ、それを目当てに「ESG」投資家を呼び込んでいます。

もっと極端なのが、武器や兵器製造を手掛ける防衛産業に、ESG投資家の参加を可能にしたことです。その理由が、権威主義国家による侵略やテロリズムから市民の生命を守るための防衛産業は「S」の観点からOKだと言うのです。

事実、世界最大の年金基金ノルウェー政府年金基金はミサイル製造の米国企業である、レイセオン・テクノロジーズに投資しています。

「G」においても似たようなもので、日本企業では「G」の代表格でもあるファーストリテイリングのユニクロも、ロシア事業継続の方針を、当初の意気込みと異なりあっさり撤回して、ロシアでの事業停止を決めました。「G」の観点から撤退した判断とその理由はとても重要になることだと思っています。やはりブランドを護るためなのでしょうか。

どちらにしても「ESG」の定義も理念や建前だけでは整理しきれない世界の現実を前にしたとき、投資マネーの出し手でもある「ESG投資家」と言われる方々をはじめとして、投資家の皆さまが「ESG」の定義を、どのように整理するか再考することが、重要になってきたと思います。

おしるこ.JPEG

ハーブティーとおかし.JPEG

本日のボンドランチ

おしる粉とハーブティ

強羅の喫茶店で

 

強羅駅前には各お店が寄贈した灯篭代わりのネオン塔

ネオン塔.JPEG

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