お天気も定まらない中、先週から6月入りして、最初の月曜日となる2日は福岡出張で、今月も再起動しました。出発前に天気予報を確認すれば、東京は晴れですが福岡地方は雨と言っています。
折り畳み傘をバッグに入れて、羽田へ向かえば空港内もたいして混雑していませんし、午後の便はけっこう空席も目立ちます。
快適な空の旅を期待していました。ところがです、滑走路に向かい「まもなく離陸体制に入ります、もう一度シートベルトをお確かめください」とアナウンスがあり、ジェットの噴射音も急に勢いのあるものに変わり、機体が速度を増して滑走し出します。
いよいよタイヤの地面を擦る音も消え、離陸するかと思いきや、激しい噴射音が急に消えて、少しの滑走の後にやがて、機体は停止します。
しばらくしてからキャビンアテンダントより、「コックピット内の機材に不具合が見つかりました。皆さまお急ぎのところたいへん申し訳ありませんが、当機は一旦、駐機場に引き返します。シートベルト着用のまま、席についてお待ち下さい」と言って駐機場に戻り、そのまま40~50分待たされたでしょうか、再び飛び立ちましたが途中気圧の谷などがあり、相当に揺れて小雨降る福岡空港へは約2時間半の遅れで到着です。
降りる時飴を1つ頂きました。
なんとか企業交流会には間に合いましたが、少し慌ただしい道中でした。
帰りは、会場の外でタクシーに乗れば、雨が少し強まったようで、ワイパーが忙しく動いています。
「空港まで」と言って、羽田への最終便であることを運転手さんに告げると、気さくな運転手さんで「まだ時間あるし、通り路の夜の中洲あたり少し案内しますわ」と言って、中洲の普段ならズラッと並ぶのですが、その日は生憎の雨模様で、それでもにぎやかに川端屋台は何軒か立ち並んで営業中です。幸い雨も小降りとなり、傘はなくても大丈夫なようです。
「屋台」に近づくと、聞こえてくるのは日本語ではなく、中国語や韓国語で他にも聞きなれない言葉が交わされています。インバウンドの観光客ばかりでなく、日本に仕事にやってきた人が、好んでいつも屋台に集まって、なにか彼らの情報交換の場にもなっているようでした。
霧雨の降る夜の中川(那珂川)はネオンを写し、情緒たっぷりの風情です。
羽田行最終便に乗り込むと、外は気温も下がり雨はまた本降りです。明日の東京はきっと雨になると思いました。






本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
日本は円安で、人気は以前ほどないと言われながらも、主に東南アジア(ベトナム、中国、フィリピン、インドネシア、韓国等)からの外国人労働者は増加しています。日本の少子高齢化による労働力不足や、特定の業界での人手不足が挙げられると思います。
在留資格は技能実習、特定技能、専門的・技術的分野の在留資格などですが、中国の富裕層の場合は様子が少し違うようです。
中国の富裕層は東京や福岡のみならず、主な都市の一等地に居住用マンションや投資用マンションを購入して、日本の市民権を申請する人が増えているとのことです。
都心の不動産の価格牽引も彼らが一部担っている面もあります。それは中国の政治や制度のお国柄とも関係していると思われますが、同じことが現実に米国等でも国外脱出と言う形で動き始めたようです。
トランプ氏が再び大統領になって、暴力的な政策が蔓延する現状の不満により、脱出を決心した人達がかなりいるようです。
「トランプ政権下の歴史的な不確実性のなかで、米国の市民権だけでは安心できない」という人も増えて、米国の分断に疲れ果て二重国籍を持つ人も多いそうです。米国で暮らし難くなったときの「保険」という意味もあるのでしょうか。
富裕層の国外脱出は世界的な傾向のようで、富裕層と言われる人達は国境を越えて動き始めたようです。英国でも税制変更をきっかけに、富裕層が逃げ出し始めていると、新聞は言っています。
中国でも、日本への脱出ばかりでなく、世界への移住が万人単位で続いているようです。富裕層の方々は、きっと政治や税制の変化に敏感なのでしょう。
政治や税制の変化と言えば、トランプ大統領が行おうとする減税延長法案に反対するイーロン・マスク氏との対立が5日表面化して、過激化しています。個性の強い二人のこと、いつかこうなるのではと危惧していましたが、案の定といったところでしょうか。お互いの思惑が外れたということでしょうか。
でも、この減税法案はトランプ関税を見込んでのもので、さらに不透明なものとなっています。それが米国債の信用力を落としています。米国の債務膨張が止まらず、デフォルト(債務不履行)に備えるコストはギリシャと同水準になったと言われています。
このことは裏返せば日本にも同様のことが言え、参院選前だからと言って与野党共に財源なき減税で、あまりポピュリズムに走ると、経済お天気予報はきっと雨になるでしょう。

本日のボンドランチ
外は雨、ついでに同じもの
買ってきてもらいました。