2026.02.09社員ブログ

ふぐ・・・・

 本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

七十二候(しちじゅうにこう、二十四節気を更に3つにわけたもの)の黄鶯睍睆(うぐいすなく、こうおうけんかんす)を迎えました。立春を過ぎると、待たれるのは鶯の声。古人は季節を告げる最初の一声を何よりも大事にしていたようです。

 春来ぬと 人は言へども、鶯の 鳴かぬかぎりは あらじとぞ思ふ(古今和歌集)

 春が来たと人はいうけれど、鶯が鳴くまでは春が来たとは思わない。平安時代中期の歌人である壬生忠岑(みぶのただみね)はこう詠みました。鶯の異名として最もよく知られているのは春告鳥(はるつげどり)ですが、梅の枝にとまることから、匂鳥(においどり)という呼び名もあります。鶯の声を聴くと、また新たな春を迎えられるという嬉しい気持ちになります。皆様はもう鶯の声をきかれたでしょうか。

 さて、2月9日は29でふぐの日にもなっています。ふぐは一年中流通し、一般的な旬の時期は、秋の彼岸から春の彼岸までです。特に、冬が最も美味しいとされています。そのふぐにも大いに関係があるのですが、近年、気候変動の進行によって、海洋で急速かつ広範にわたる変化が起こり、自然と人類に対して様々な影響をもたらしています。例えば、水産業においては海水温の上昇が主な要因と考えられる現象が顕在化しており、ふぐなど魚介類の分布域の変化もそのひとつです。分布域の変化に伴い、地域によっては、新たに獲れるようになった魚種を食べる文化がない、販路が確立していないといった要因によって低価格で取り引きされる事例も確認されています。

 こうしたなか、国内の各地では、不漁となった魚種に替わり、新たに獲れるようになった魚種の加工、流通の改善など付加価値の向上に向けた取り組みがはじまりました。また、これらの魚種を食べる習慣のない地元の消費者に向け、消費を喚起する活動もおこなわれています。福島県ではとらふぐの漁獲量が増加しており、2020年までは10トン未満で推移していたものが、2021年からは20トンを超えるようになりました。ふぐの処理をおこなうためには、各自治体の条例などによって定められた要件を満たす必要があります。福島県ではこれまで、県独自の講習会の修了によって取り扱いが可能でしたが、厚生労働省がふぐ処理者の資格取得にかかる全国平準化を目指したことを踏まえ、2023年度から、ふぐ処理者試験を開始しました。また、とらふぐの漁獲量増加を受け、福島県相馬双葉漁業協同組合の漁業者で組織された、ふぐ延縄操業委員会が独自の基準を満たしたとらふぐを「福とら」としてブランド化しています。まずは県内での知名度向上を図るため、相馬市内の小中学校給食で「福とら」を提供しました。今後は県外での知名度も向上させ、西の下関・東の相馬と呼ばれるような、とらふぐの特産地を目指し、活動を続けています。

 気候変動など環境の変化で状況が一変してしまうのは不動産業でも同様です。弊社では現在、世界的な潮流ともなっている、ブロックチェーンを用いた現物資産のトークン化に挑戦しようとしています。これからも、どうぞ弊社の動向にご注目下さい。

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