火災発生から2日後の28日に、ようやく鎮火作業が終了した、香港大埔区の高層マンション群「宏福苑」は、32階建8棟からなり、1棟を残し、7棟に次々と飛び火して、燃え広がったとTVニュースは伝えています。
この「宏福苑」には約1,900世帯4,600人ほどが居住していて、この火災で死亡者は128人、負傷者は79人、約200人が依然として行方不明と当局からの発表がありました。
火災の原因は現地メディアによれば、近隣居住民の証言から、外壁作業労働者の「たばこの火」が最初の発火原因の可能性があると報じています。
また同時に、火災当時警報装置が鳴らなかったこと、建物の周囲の竹製足場(作業者移動用)と緑色の工事用安全ネットが防火基準を満たしておらず、窓ガラス保護の発泡スチロールが燃え易く、飛び火の原因となったようだと報じています。
また、大分県佐賀関で大規模火災が11月18日の夕方発生しています。
沖合の豊後水道で一本釣りされる、「関サバ」や「関アジ」で有名な漁業の盛んな町です。焼失面積は約5ヘクタール、約170棟の住宅が焼け、一人が死亡とTVニュースは伝えています。焼け出された住民の声にも、生まれたときから住んでいる家が一夜にして無くなった悲壮感と無力感をひしひしと感じました。
また犠牲者が一人であったことは、地域住民のつながりの強さをありありと感じました。
ここまで大規模な火災となったのは、この町は木造の建物が多く、道幅が狭く、当日は立っていられない程の強い風が、吹いていたことなどが原因だと言っています。
また、延焼が広がった原因の一つと言われているのが、空き家が多く火が大きく燃え広がった可能性が高いと、TVキャスターは言っていました。
そして、風に煽られた火の粉は1.4Km先の海上に浮かぶ無人島「蔦島」への飛び火となり、町は28日に鎮火となりましたが、蔦島はまだ鎮圧状態のようです。
今回の火災は決して他人事ではなく、普段から避難経路や消火器、地域とのつながりについて考えたいと思っていたところ、そうだ、会社から歩いて10分くらいの四谷3丁目にある消防博物館に行ってみようと思い付きました。
無料ですが、入館証をもらって、中に入ると、お天気が良いこともあってか、親子連れで、かなり混んでいます。空の消防、地下空間で地震に遭ったら、地下空間で火災に遭ったら等、防災についての対処の仕方など勉強にもなり、昭和の消防の振り返りも興味はありましたが、なんと言っても、江戸の消防展示品にあった「火事装束」や「纏」はTVや映画で見る物とはイメージが少し異なっていましたが、リアルで臨場感の溢れるものでした。






本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
高市首相は11月7日の衆院予算委員会で、台湾有事は集団自衛権を行使できる、「存立危機事態」になり得ると答弁したことが発火原因で、国内外に飛び火して、現在延焼中と言ったところでしょうか。
昨日のNHKの「日曜討論」やその前の民放番組を観ていて、この事態を鎮圧、鎮火させるには、高市首相の「発言撤回」を求める声が、野党側のみならず民間人からも、出ているのを見聞して、かなり、時間がかかりそうだと思いました。
24日(月)にはトランプ大統領側からの提案で、習近平国家主席との電話会談が行われ25日の中国側報道官は記者会見で「前向きで友好的、建設的」会談であったと語り、またトランプ大統領も来年4月に、中国を訪問するとの招待を受け入れた、と明らかにしました。
そして25日AM10:00から25分間程高市首相とトランプ大統領の電話会談が、やはり、トランプ大統領側の呼びかけで行われたようです。その概要は「いつでも電話してきてほしい」旨と、他は通り一遍の、形式的だけのようにも思われます。
日米中のトライアングルの中で、米中の大国主義の下に両国が急接近されて、日本一国だけが、つんぼ桟敷にされ形式上のみの存在で、外交舞台から遠く離されて、台詞が聞こえにくい席に追いやられるのも嫌ですね。
台湾は現在でも、北京政府を支配する漢民族が95%を占め、根っこは同一民族なので、もし香港と同じような状況になったら、日本一国だけ浮いてしまいかねませんね。
トランプ大統領は歴史的とか精神的・感情的な面は薄く、ディールを本位としていると思います。ここは日本も何においても実力を付けないといけませんね。
26日の報道によれば高市政権は借金を重ねて「積極財政」を閣議決定したと言っています。
政府の2025年補正予算案は18兆3034億円で、新規国債発行は11兆6960億円となります。2025年当初予算と合わせて、一般会計の歳出総額は133兆5012億円に上り、本年度の国債発行額は40兆円超となります。
高市政権の「積極財政」政策が「吉」と出てほしいと思っていますが……
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本日のボンドランチ
「飛び火」ではなく「熾火(おきび)」料理としました。
表面は香ばしく、中はジューシー