2025.07.28社長ブログ

ニューノーマル

学校も夏休みに入り、今が暑さのピークを迎える時季です。今年は既に6月から、時々ドシャ降りの雨を挟んで、長期にわたり異常高温が続いていています。暑さは昨日も今日も攻撃的に、毎日のように続いています。
空を見上げれば、昼過ぎの太陽は、たとえ薄雲を透してとは言え、その光線は強烈で、肌を刺すようです。
昼の太陽に晒された自宅マンションの東南の角部屋は、留守にする時は窓を半開き程度にしていても、戻ってみれば、コンクリートの保湿効果か室内温度計は30℃をゆうに超えていて、クーラーをかけたくらいでは、すぐ冷えるというわけにはいきません。何なのでしょう、この異常気象は。
ですからクーラーを25℃に設定して、あとで28℃に上げようとベッドで横になれば、そのまま眠ってしまい、朝には喉をやられて、ガラガラ声がしばらく続きます。

気象庁によれば、上空の偏西風の流れが、例年より数百キロ北を走っていて、日本列島が緯度にして、25度以上南に下がっている状態のため、熱帯地方のような気象となり、タイ・バンコックなどの東南アジア同等の蒸し暑さに包まれていると新聞は言っています。
北海道の記録的な猛暑は、大陸からの低気圧とその南にある高気圧の間を吹く、熱くて乾燥した西寄りの風が、もたらしたとのことです。
40℃にも近い異状高温は、一段落したとは言うものの、例年の夏場の平均気温を大きく上回る日はこれからも続くのです。何か暑さ対策を考えなければなりません。

昨日の午後フラッと暑い中、会社に用事を思い出し立ち寄ろうとしたとき、いつのまにかサルスベリの高木に、フリルのような紅い花が、たくさん付いているのに気付きました。
また植込みに目を遣れば会社内にあった観葉植物を小庭に地植したものが、熱帯地方原産らしく、やけに元気です。
また同時に、知らぬ間に庭師さんが手入れしてくれたらしく、植栽もきれいに刈られて涼しげですが、葉は日焼けしたのか、水不足か、一雨欲しそうな雰囲気です。TVでも水不足は今年の新米にも影響すると言われていますが、最近の雨は降ればドシャ降りで、雷を伴った熱帯地方のスコールのような短時間集中豪雨です。
エアーハンマー現象を引き起こし、マンホールの蓋が空高く舞い上がるような、極端な大雨の場合もあり、梅雨と言っても、シトシトと降る長雨感はなく、大雨が集中的に降り、4~5kmも離れた場所では、晴れていると言った具合に、局地的大雨となっています。

気象は日本ばかりでなく、世界的に異常なことになっていますが、はたして、元の状態に戻るのでしょうか。もしこんな気候が定着したらいやですね。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。

先週23日(水)の午後には、突然の雷を伴った豪雨のような驚きを以って、「日米相互関税15%で合意」のニュースに触れました。トランプ大統領は、日本に対して、25%を課すとしていた「相互関税」を、15%に引き下げることで合意したと、自身のSNSで発信したのです。
また日本は米国に対して約80兆円を投資し、その利益の90%を米国側が享受するとも、また米国製自動車、トラック、防衛装備品やお米などの農産物について「日本は貿易を開放する」とも発信しました。無税の輸入枠(ミニマムアクセス)内で、米国産の「お米」の受け入れも増やすとしています。
日米関税合意について、ホワイトハウスのファクトシートはあるものの、紙ベースの日米関税合意書は、作られていないことに不安を示す人達もいます。
それでも、23日午前の東京株式市場は日経平均株価が一時、前日より1,200円超高い4万1千円台をつけました。

トランプ大統領は自由貿易を強者(軍事力)の論理で変え、世界中に、ニューノーマルな新しい常態、新しい常識を作り出しています。世界に大きな変化が起きつつあるのです。
もしかすると、生活やビジネスの世界でも、こんなニューノーマルな世界が定着したら、前の状態には戻れないし、今までの価値観まで、変わってしまうかもしれません。

気象にしてもビジネスにしても、元には戻らずニューノーマルの到来となればそのニューノーマルでの世界でどのようにいきていけば良いのか、対策を考えなければなりませんね。
丁度2000年代初頭から本格的に、世界中にインターネットが普及し、定着し、もう元には戻れなくなったように。

本日のボンドランチ
ニューノーマルが到来してもハンバーグと唐揚げの味は変わらないでしょう

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