2019.11.05社長ブログ

仕切る側の責任

来年から始まる予定であった大学入試英語の民間試験は一旦中止となり、

延期されることが急きょ文科省から発表されました。

土壇場での延期の背景には経済状況で受験機会に格差が生じることに加え

大臣の「身の丈」発言が世論の反発にあったからだと報道されています。

これにはせっかく、準備を進めてきた受験生や民間試験を実施する団体としては、

迷惑千万な話に違いありません。

急にルールを変える方は理由をなんとでも付けられますが、変えられた方は

「今まで準備してきたのは一体、なんだったんだ」と云いたくもなるでしょう。

でも、きっと将来無駄にはならないと思いますよ。

当社前の靖国通りと西外苑通りの富久町西交差点は、本来であればオリンピックの

マラソンコース90°の曲がり角で、当社フラッグが往・復路かつ男・女共に

観覧できる最高の場所ですと云うことは前のブログで紹介しております。

オリンピックの時は雛壇式の席を仮設でつくろうと本気で考えていたところです。

それでも都は先月末まで夜間を通して、道路の突貫工事を進めていました。

マラソンの為の暑さ対策に改修工事を行なっていたのです。

その工事は単なる道路工事ではなく、いつもの道路工事より、さらに深掘りをしているようでした。

できあがりは単に色が変わったぐらいにしか見えませんが、熱吸収や水はけのよい

道路となっているのでしょう。

今は、すっかり特殊舗装が施されて準備万端です。

せっかく準備をしてきたのに、札幌に決定した以上、オリンピックでマラソン選手が

ここを走ることはないでしょう。

受験や競技を仕切る方々には変えるならもっと早く決めてあげなければいけませんね

と云いたいところです。

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オリンピックの4年ぶりどころではなく、今年7月に10年半ぶりの利下げに転じた

FRBは、さらなる利下げ準備もしているようです。

それに呼応するかの如く、世界の中央銀行は再び金融緩和へと動いています。

国の金融の仕切りをする日銀はマイナス金利の深掘りはせず現状維持と

云っていますが、現状維持と云うことは、引き続きの量的金融緩和は毎日のように、

これまで同様行われていると云うことです。

そして、お金余りの過剰流動性によるバブルが既に、株式や不動産を筆頭に

起きているらしいことは、きっと誰でもが気づいているのではないでしょうか。

それでも、日銀の金融緩和政策はさらに世界の趨勢に合わせて、マイナス金利の

深掘りの余地を残しているようです。

こんなに円を毎日のように刷り出しているのに、極端な円安にならず世界の機関投資家は、

円は「安全資産」と云いながらなぜマイナス金利の日本国債を買いまくっているのでしょうか。

ディーリング取引で、次々と買い手が現れると云ってもどこかに限界はあるはずです。

一方、日銀の異次元緩和の副作用も取り沙汰されるようになってきました。

元日銀審議委員の方も「マイナス金利が更に深掘りされるなら、日銀はリスクの高い

長期債は売却すべきである」と云っています。

さて、そんな限界が来たときに、例え無駄になっても企業としての生き残り戦略は

今から準備して深掘りしておくことに越したことはないと思っています。

そんな時のためにも当社i-Bondをさらにブラッシュアップして、安全性を高度化して、

皆さんの家計資産を護る「お金第3の置場」として役立てるようにしたいと考えています。

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本日のボンドランチ

六仕切り弁当

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