2021.12.20社員ブログ

来年末に年間1兆ドル・・・・

本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

2ヶ月ほど前の10月中旬になりますが、地球環境問題への画期的な取り組みを表彰するアースショット賞の第1回授賞式がロンドンでおこなわれました。同賞は英国王立財団とウィリアム王子によって創設され、地球環境が直面している喫緊の課題に対し、今後10年間で実行可能な解決策をみつけていくことを目的としています。2030年まで毎年5部門で選考がなされ、各受賞者には100万ポンドが授与される予定です。今回の受賞者と解決策を簡単にご紹介します。

・コスタリカ(自然の保護と回復)

1990年代に自然破壊によって広大な森林が半減したことを受け、コスタリカ政府は人々に報酬を支払い、森林保護と生態系回復を行うプログラムを実施しています。その結果、森林が倍増して豊かな生物相を取り戻し、エコツーリズムが盛んになったことで40億ドルの経済効果を実現しました。

・インドのTAKACHAR社(大気の浄化)

焼却処分により大気汚染の原因になっている農業廃棄物を、燃料や肥料に変える技術を開発しました。この技術を利用すれば、焼却時の煙が最大98%削減でき、人々の健康被害を食い止めるとともに、二酸化炭素の排出量を大幅に減らすことができます。

・バハマのCORAL VITA社(海洋の蘇生)
ハリケーンや海水温の上昇で被害を受けたサンゴ礁を蘇生させるため、サンゴを陸上で育成し、

従来よりも50倍速く育つ技術を用いて養殖に取り組んでいます。

・イタリアのミラノ市(ゴミが出ない世界の構築)

ミラノ市は世界で初めて食品廃棄物を削減する政策を実施中です。NGO(非政府組織)を通し

て、スーパーや企業の食堂から回収した食品を必要な市民に届けています。現在、3つのハブ(拠点)があり、各ハブで年間130トンの食品(26万食に相当)が回収されています。

・タイのEnapter社(気候の修復)
再生可能エネルギー由来の電力から水素ガスをつくる技術を開発しました。水素ガスは温室効果

ガスを排出しないグリーンなエネルギーとして自動車の燃料、工場の動力源、家庭の暖房などに利用できると期待されています。

さて、次も関連するお話になりますが、環境関連事業に資金使途を絞った環境債(グリーンボンド)への投資額が来年末に年間1兆ドルに到達するとの調査結果が、英国のある非営利団体から公表されました。グリーンボンドの発行は年々加速度的に増え、昨年は約2970億ドル、今年は10月末時点で既に昨年を上回る3860億ドルとなり、年末には5000億ドルに到達する見込みです。グリーンボンドの市場規模拡大は、いうまでもなく、気候変動に対する世界的な危機感の高まりが企業や投資家に行動の変化を迫っていることにあります。市場規模は今後も更に膨らんでいくでしょう。弊社でもいつか、規模はそれほど大きいものにはできませんが、主に個人向けにグリーボンドのような商品を提供していければと考えています。

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