2020.12.14社長ブログ

ジャイアントパンダ

今日14日は、以前であれば赤穂浪士の討入りの日にあわせて、当社の忘年会をよく行なっていたものです。最近は株主総会の終了後、夕刻を待って同じ会場で行なっています。その忘年会も、近頃のコロナ禍を考えれば当然のごとく、今年は中止となりました。
会社創立以来、初めてのことです。

もうすぐ寒波襲来と天気予報は云っているので、小春日和となった日曜は早目のランチもそこそこに、新聞に載っていたコロナ禍によって、帰国延期となった上野のパンダ「シャンシャン」に会いに行こうとなって、出掛けました。
すでに駅構内から、何枚もの写真が展示され、ムードを盛り上げています。
上野駅でも特別なのでしょうか、公園口だけは整備され、きれいになっています。
動物園は公園口を出てまっすぐ正面にあります。途中の鋪道は散り落ちた銀杏の葉が、まるで歩道に文様をつけるかのように置かれているようにも見えます。

さあ、動物園に到着しました。いつもの正面入口はガードされて、脇に入口がありましたが、見てガッカリです。PM1:00には既に本日の整理券はなく、全て予約制で完売でした。きっと入場制限をしているのでしょうね。行列をつくっている人たちは予約で入場を待つ人たちのようです。
これからどうしましょうと、あてなく歩き始めると、東京国立博物館前の広場では、タイフェアーを音楽入りで、やっています。
ちょっと覗いているうちに、ダウンジャケットをしっかり着ていることもあってか、少し汗ばんできました。中には半袖Tシャツの人もいます。せっかくなので、ちょっと散歩しましょうと思い、脇道に入れば、もうそこは閑静な上野恩賜公園です。近くには寛永寺や西郷さんの銅像もあり、歴史的にも見るところ満載です。

パンダには会えなかったけれど、電車を乗り継いでも30分とはかからない上野公園は気晴らしにはもってこいの場所として再認識しました。
今度また、いつか帰国前に会いにこよう、いや美術館も科学博物館も面白そうなので、ゆっくり回ってみたいものです。

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本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

そう云えば、2017年12月に赤ちゃんパンダとして一般公開されたのは、TVで観て、覚えています。当時も名前を全国から募集して話題になりました。
なんと云っても、あの愛くるしい姿と、しぐさで人気を集め、多くのイベントも開催されました。また上野観光連盟では「上野の宝」とまで呼んでいると新聞には書かれていました。

「シャンシャン」が生まれて(2017年6月12日)約3年半が経過しますが、これまでの経済効果は、入園者数などをもとに動物園やその周辺での飲食費などを含めて試算してみると、約539億円となり、在園が延期され、2021年5月末までではさらに約100億円、即ちパンダ一頭で約640億円を見込むことができるそうです。
本当に「人集めパンダ」とはよく云ったもので、大きな経済効果期待ができるのですね。
上野恩賜公園というぐらいですから、元は天皇さまから賜ったものと云う意味でしょうが、現在は都立公園ですから、東京都(昔は東京市)が以前「国」から譲り受けたものなのでしょう。

さて今、日本国の財政状況は厳しいものとなっています。
政府は2020年度の新規国債発行額を112兆円超とするようです。これまでの最大が2009年の52兆円ですから、その2倍に膨らむことになります。コロナ禍における経済の下支えに仕方ないようですが、財政健全化からは遠く離れることになります。
今年度、当初は32.6兆円の新規発行予定でしたが、2度の補正予算で90.2兆円になり、3次でここまで膨らむことになるようです。
税収見通しも8兆円程度下振れ、55兆円前後に減りそうです。
国も収入不足で大変なのですね。

もしこんな時ジャイアントパンダが数多く誕生して、国立公園の中にある動物園で人集めをしてくれたら、きっと経済効果抜群で、財政もかなり助かるのじゃないかなどと、帰りの電車の中で考えていたら、四谷駅を乗り過ごすところでした。
駅を降りると、もう街は黄昏て、行き交う車のヘッドライトが際立ってきています。

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本日のボンドランチ
ジャイアントパンダは竹が好物ですが
帰国しても中華料理は食べませんよね‼

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