強い台風23号は、伊豆諸島に9日の22号による記録的大雨に加え、11日から13日にかけても猛烈な風と落雷を伴う、更なる大雨をもたらし散々暴れまくり、八丈島から昨日の午後に東の海上へと抜けていきました。
伊豆諸島と言うぐらいですから、静岡県のようにも思うのですが、江戸時代に幕府の天領(直轄地)だったことから東京都に属しているのだそうです。
小笠原諸島と合わせて、東京諸島と呼ばれて、東京都の島しょ地域となっています。最近は台風の通り路で、天気予報ではよく出てくる名称で台風銀座(通り)です。
同じ東京でも、昨日は都内は曇り空で、時折薄日が射し小生には蒸し暑くも感じられたぐらいです。また休日でもあり、天気予報通りの雨であれば、行くはずもなったのですが、以前から厨房器具を揃えたいと言う友人の付き合いで、浅草の合羽橋道具街を案内することになりました。
ここは厨房道具ならなんでも揃う街で有名です。
街は丁度「道具まつり」の最終日らしく、白衣屋さんの大看板から始まる約1.2kmに及ぶ通りの両側には、厨房器具店が並び通常より人出もあるようです。
インバウンドの人達でしょうか、外国からの人達も多くスカイツリーを正面に望み、街は活気があって混雑していました。
インバウンドの方に特に人気のあるのがサンプルを扱うお店で、多くの見物客が集まっています。
また、日本製の刃物店も人気で、切れ味の良さは抜群だそうで、外国の刃物より優れているようです。小生の目の前で何本もまとめ買いをする外国人観光客の姿もありました。
通りを1時間半ばかりかけて、店の中まで入り、よく道具を観察すると、なるほど興味深いアイディア商品も数多く陳列されています。
この街にある道具だけで、何でも料理することができそうです。





本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
それにしても先週は、「えっ!」と思わず言ってしまうような、驚きのニュースや、嬉しいニュースなど様々なニュースが飛び交い、落ち着かない起伏の多い一週間でした。
まずは嬉しいニュースから、ノーベル賞に日本人二人の先生方が、地道な基礎研究の結果受賞したことです。
大阪大学の坂口 志文先生が生理・医学賞、京都大学の北川 進先生が化学賞を受賞しました。お二人が共通に口を揃えて言ったのは、「一時期は評価されずとも、信念をもって諦めず取り組めば花は咲く」と「研究費不足」の言葉が印象的でした。
「制御性T細胞」と「多孔性材料」のお二人の研究が実用化されれば「ガン」も「空気中から資源を取り出すこと」も、人間にとって有利に「ガン」や「資源」を処理(料理)できるようになるという画期的な時代がくるかもしれません。
少し驚きを覚えたニュースが、公明党の連立離脱です。一番驚いたのは自民党の、高市総裁ではなかったでしょうか。全くそんな青天の霹靂が起ころうとは思いもよらず、国民民主党や日本維新の会との協議を先行させていました。
首相指名選挙には当然公明党は同調してくれると思っていたところ、離脱を告げられ、「高市総理」誕生は正に崖っぷちにと言ったところです。
そう簡単に総理大臣の座は料理することはできないようです。
もう一つの驚きが、10日(金)に発効した、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区のハマスの、停戦合意が急転直下成立したことです。NYダウは878ドル安となり、約半年振りの大きな下げ幅となりました。
そのトバッチリを食う直前に公明党の連立政権離脱が重なります。その結果、先日高市トレードで株高・円安が進んだばかりなのに、この日このことで日経平均先物は、2,420円安となりました。
さて、今日の東京市場はどうなりますでしょうか。円は?
「アベノミクス」の継承・発展型である「サナエノミクス」は、積極財政と金融緩和の継承を意味するもので、短期的に株高・円安となるものと思われます。ただ中・長期的には、政治的、経済的状況が不安定となる可能性があり、そのリスクも無視できないものと思われます。
最近の天気予報もそうですが、少し間が空きますと、晴れの日が雨に変わり、雨の日が晴れに変わる猫の目天気予報です。同様に世界や日本の政治・経済もコロコロと変化しそうです。順応性を高く保つべきですね。

本日のボンドランチ
これは家庭では難しそうな料理ですね。