2025.08.04社長ブログ

支障が……

先週末台風9号が関東の沖合を、足早に東寄りに進んで通過していきました。東京はたいした影響も受けませんでしたが、それでも久し振りに干天の慈雨がもたらされて、街路樹などは葉まで洗われて、生き返ったようです。
お蔭で気温も少し下がって一息ついたのも束の間、台風一過また猛暑再来で昨日も、一昨日も35℃を超す暑さ、真夏の太陽はギラギラです。TVニュースは、全国でも暑さでは常連の、40℃超えを、しているところを映し出しています。
皆さん、それぞれ暑さ対策をとりながらも、なんとか頑張っているようですが、真夏の太陽も、やたら頑張りすぎです。もう少し手加減してくれてもと思ったりします。それに台風は嫌ですが、水不足で野菜やお米の生育に、支障をきたしているところもあるので、そんなところに、一雨くればとそんな思いです。

昨日は暑いこともあり、髪もだいぶ伸びてきて煩わしいので、髪でも切りに、床屋に行こうと通りへ出れば町会のお祭りで、暑さを吹き飛ばす勢いのお神輿の渡卸です。
ヘアスタイルにあまり拘らない小生は、行きつけの床屋と言うより、空いていそうな店に入ります。とは言っても行く店はほぼ決まっていて、2~3店舗の中で決めています。久し振りに入店すると、前のお客様が2人、雑誌を読んだり、スマホを見たりしながら順番を待っています。そして待ち席の前のテーブル上には「ワンオペ」の表示があり、席は5~6席あるのにどうも今日は、マスター一人で対応している様子です。
交替で夏季休暇でも取っているのか、それとも人手不足なのか、どうしたのかしらといろいろ想像してしまいます。
もし職人さんの人手不足なら、店の経営にも支障をきたしてしまうだろうにと、いらぬ心配をしてしまいます。

髪を切って、さっぱりすると、どういうわけか寄り道したくなり、本屋を覗いたり、ちょっと高級そうな甘味処に入って、洒落たあんみつ風のメニューをアイスコーヒーと共に注文すれば、器が素的で見た目も味も秀逸です。暑さを癒す涼風さえ感じます。

四谷にも素的な店があるんだと店を出ると、西空は黄昏れ、暑さも収まり、いい雰囲気です。まだ青味のある空に、タワーのネオンが映えます。
腕時計に目をやればまだ午後の7:00です。
であれば、もう少し遠回りして帰宅しても、何等支障はなさそうです。

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。

ところで、香港は沖縄よりかなり南にあるのに、現在の最高気温は30℃前後と東京より過ごしやすいようです。
その香港で法定通貨(香港ドル)を裏付けにした暗号資産(仮想通貨)、ステーブルコインが解禁となり、免許制度が開始されます。将来の人民元建ての発行に、順序をつけるものとなりそうです。
トランプ米政権がステーブルコインを通じた、米ドルによる覇権を強化しようとしていることに、対抗するものではないかと言われています。

米ドルが現在の基軸通貨であるのに対して、仮想通貨の分野でも将来米国に遅れを取っては、デジタル金融の世界で、何かと支障をきたすことから、遅れまいとしているようです。
通貨のデジタル化を巡っては、中国は中央銀行デジタル通貨(CBDC)の「デジタル人民元」に注力し、「仮想通貨の実験場」として過去にも、香港を活用してきた経緯もあります。
現在は中国本土では、資本の中国からの流出を警戒して、仮想通貨取引を禁止しています。しかし「一国二制度」の香港であれば、発行に適した場所として、再びステーブルコイン市場を試そうとしているのだとも考えられます。

韓国でもステーブルコインの導入に向けた動きが加速しているようです。李在明新大統領の新政権はウォンに連動するステーブルコインは国益に叶うとして法整備を急ぐとのことです。
既に韓国では海外企業が発行するドル連動のステーブルコインは流通市場で出回っています。
韓国も中国同様、ドルにデジタル決済市場を支配されては、デジタル金融界において様々に支障をきたすとの危機感が背景にはあるのだろうと思われます。

日銀も今、正に日銀の発行するCBDC(中央銀行が発行するデジタル通貨「円」)の生成に向けて、動き始めています。いよいよ通貨も時代の転換期に差し掛かってきたようです。

遠くに祭りの太鼓の音が聞こえます。やがて夏も過ぎて季節も変わる時季が到来します。でも、今夜も熱帯夜でしょう。睡眠時のクーラーの適正温度には注意しましょう。喉に支障をきたします。

本日のボンドランチ
西洋風あんみつ
おかわりしても、支障はなさそうです。

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