今年のゴールデンウィークは、飛び石連休となり、特に前半の飛び飛びにあった休日は、お休みモードに入る前に出勤となり、連休をあまりリアルに感じずじまいでした。
いつもより、夜ふかしと朝寝坊ができた日があったかなくらいなもので、連休前には後回しにして、休みに入ったらあれこれしようと思っていたことにも手が付かず、今思い返してみても、これと言ってしっかり思い出せるものがないまま、ぼんやり過ごしてきてしまったようです。
さすが、後半の4連休にはと、3日の憲法記念日を前に意気込んだのですが、いざ3日になっても4日のみどりの日になっても、連休前に予定していたことはせず、昔馴染みが突然の連絡で来てくれたのをいいことに、それにかこつけて、結局ダラダラと過ごしてしまうのです。
さすが5日の子供の日ともなれば、残り2日となり、いつもの土曜、日曜の休みと変わりないなあと思っているところに、TVなどで「ゴールデンウィークを帰省先や、行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュが始まりました」などと高速道路を一直線に並んだ渋滞状況を見れば、ダラダラと何も生産性なく過ごしてしまったことが、なんとなく僅かな自己嫌悪と焦りを感じさせます。
でも睡眠だけはオーバーチャージ気味です。
ゴールデンウィークも最終日の昨日は、小生にとっては幸いの、小雨混じりの落ち着いた日となり、予定していた一端でも何かしらしなければ、と思いこのブログから書き始めた次第です。
お昼少し前に食事に外出すれば、雨はしとしとと降り続き、きれいに刈り込まれた植栽や、街路樹も形を整えられた剪定先から、若葉が芽吹き、あじさいの葉も少し大きくなって、葉には雨粒を宿し、気の早いあじさいなどは蕾さえつけています。
それにしても、みどりの日があるように青葉の季節で清々しい陽気となり、薫風5月のはずですが、ここのところ雨は多いし、晴れれば薫風どころか強風が吹き、それがまた雨を呼ぶと言う、新緑を吹き抜ける風などまったくイメージできません。
例年とはどこか違っているようです。TVの気象予報士は偏西風の蛇行のためと言っています。




本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、有難うございます。
今年は飛び石連休の狭間の5月1日が、茶摘みが始まる八十八夜(立春から数えて88日目)で、昔から農作業の目安日とされてきました。
また、4月29日はトランプ大統領就任から100日目となりました。政権発足直後から政策を次々に打ち出してきました。しかし、多くの政策が低評価のようです。就任100日でのトランプ大統領支持率は39%と歴代最低を記録したそうです。
1月20日の就任式で「アメリカの黄金時代が今始まる」と言って拍手喝采を受けて、最初に取り組んだのが不法移民の強制送還でした。
次いで4月2日の世界に向けての関税の一斉砲火です。一律10%+非関税障壁を考慮した上乗せ分の「相互関税」を発表したのです。
しかし、インフレと景気後退への懸念から相互関税発表の翌日のダウ平均株価は一時1,700ドル下落。それに加えて国債の下落、ドル安とほぼ同時に発生し、トリプル安となったことから、発表から僅か13時間後に突然、上乗せ関税の90日間延期を表明したのです。
思い付き政策とも思いませんが、大きく蛇行を繰り返す偏西風のようで、世界への影響は大きいようです。
蛇行して世界に影響を及ぼすトランプ偏西風とは異なりますが、子供の日に因んでのお話です。米国の出生率は1.67、中国1.0(「一人っ子政策」廃止で一時1.8に上昇したが)、日本は1.26、韓国に至っては0.78と「先進国病」とも言われている出生率の低下が、国の子供比率(15歳未満の子供の数)に大きく影響をあたえて、米国17.3%、中国16.5%、日本11.1%、韓国10.6%となっています。
日本の場合の11.1%は総人口から言えば、1,366万人となり44年続けて減少しています。日本では1954年の2,989万人をピークに下がり続け、当時の半分以下になってしまいました。
若年層の人口や率の低下はやがて、その年齢階層の社会的・政治的発言力の、低下となって現れます。国の施策が彼らに不利に働く傾向につながります。
中・長期的には国全体の人口、経済の活力低下や縮小を招き、その国全体の老化現象となり、国力を低下させる、縮小再生産の方向へ向かっているように思われます。
世界の中で日本がどんどん縮んで行くようで心配です。
外ではこの時季にしては、冷たい小糠雨が降っています。

本日のボンドランチ
連休中、Open店を探してくねくね曲がり歩いて
結局ここに