2023.10.23社員ブログ

立入検査・・・・

 本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

 歴史を遡りますと、ちょうど155年前(1868年10月23日)、元号が慶応から明治に改元されました。明治天皇崩御の1912年7月30日まで続き、昭和に次ぐ長さとなっています。その明治天皇と、昭憲皇太后の遺徳を後世に伝えるべく、国家事業としておこなわれ、民間の有志も参加して造成されたのが明治神宮外苑です。あと3年で完成(1926年10月22日)から100年を迎えますが、現在、再開発をめぐり、樹木の伐採や計画の見直しについて様々な議論がなされています。明治神宮外苑は緑や景観を守るために国内で初めて風致地区に指定されました。マンションなど建築物の高さや色彩について通常よりも厳しい制限がかけられています。

 国土交通省の各地方整備局と北海道開発局、内閣府沖縄総合事務局は、全国のマンション管理業者のうち119社に対し、令和4年10月から概ね3ヵ月の間に事務所などへの立入検査を実施しました。マンションの管理の適正化の推進に関する法律が2001年8月に施行され、マンション管理業者の登録数が1843社(2022年度末現在)、マンションのストック戸数が約694万戸(2022年末現在)に達するなか、各登録業者が適正にマンション管理業を営むことは極めて重要であり、2005年度以降、各地方整備局などにおいて、マンション管理業者への全国一斉立入検査を実施しています。

 今回は前年度に引き続き、管理業務主任者の設置、重要事項の説明等、契約の成立時の書面の交付、財産の分別管理及び管理事務の報告の5つの重要項目を中心に、全国119社(前年度84社)に対して立入検査がおこなわれ、24社(前年度19社)に対して是正指導がなされました。指導率は20.2%となり、前年度(22.6%)との比較では2.4ポイント、過去5年間の平均(35.5%)との比較では15.3ポイント下回っています。

 是正指導事項別の指導件数は、「契約の成立時の書面の交付」が10件(前年度8件)で最も多く、次いで「重要事項の説明等」9件(同10件)、「管理事務の報告」7件(同6件)、「財産の分別管理」6件(同6件)、「管理業務主任者の設置」3件(同3件)の順となりました。2項目について前年度よりも件数が増加しています。

 違反のあった業者に対しては、立入検査時に違反状態の是正をするように指導がなされ、今後も立入検査などによる法令遵守の指導は続けられますが、国土交通省は関係団体に対しても、更なる法令遵守の徹底を図るため、研修活動などを通じてマンション管理業全般の適正化に向けた指導を図るよう、要請しました。

 弊社はマンション管理業者ではないものの、全国で多数のマンションを所有・管理しており、そこで生活されている皆様のために快適な居住空間を提供し続けていかなければなりません。そして、快適な居住空間から生み出される家賃収入を分配原資とした不動産小口化商品も提供し続けていくことで、より多くの方々のお役に立ちたいとも考えています。

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