2022.06.20

社長ブログ

「マクロンする」

「本日の消防訓練はありません! 安否確認をしますので、ドアーにステッカーを貼って下さい」と部屋に流れる、調子が高く鋭い女性の声の何度目かの呼びかけで目が覚めます。

この時期に毎年行う消防訓練は、今日だったのかとおぼろげな頭で追想すれば、コロナ禍以降は密を避け、規模も小さく行っていたことに思い当たり、早速ステッカーを貼り出さなければと起き出します。ステッカーを貼って居間に戻れば、何だか一つ義務を果たしたような安堵感さえ覚えます。

洗面などを済ませてカーテンを開ければ、テラスの苗床から移植して一週間のヒマワリの成長ぶりには驚きです。遅蒔きのものはまだ苗床にいて、もう少したったら大鉢に植え替えるつもりです。

ブランチをしたり、TVを見ながら新聞を読んだりして、昼も間近になってから、外出しようとエレベーターを降りれば、少し前までエントランスでは救命訓練が消防隊員の指導で行われていたようです。その脇を通るとき、なんとなく気が引けるのは何なんでしょうか? 住人なのに積極的に参加していないと云うことなのかしら。

外には消防車も一台待機していました。

通りの向かい側には、ビルの取り壊し現場があります。今日は日曜日で現場は休みですが、月~土は毎日朝から夕方まで、大きな音を出しています。この蒸し暑いなか、騒音レベルも85以上に上がれば不快指数もうなぎ登りとなります。

また、22日に公示される参院選が始まれば、選挙カーの発する騒音としか言いようのない、連呼が加わります。これから、ある程度の期間不快指数は、上がりっぱなしのような気がします。

上がり続けているのは、気温と騒音ばかりではありません。企業物価、消費者物価共にここのところ上昇を続けています。特に消費者物価上昇率は、生鮮食料品を除き、前年比2.1%と、日銀の目標を7年振りに超えました。しかし中味は、生鮮食品はもとより、ウクライナ問題も原因の一つとなっているエネルギーを除けば0.8%と、米国の食品やエネルギーを除いても6%を超える高インフレとは大きく異なっています。

そこに、日銀は16日~17日に開催した金融政策決定会合で、これからも大規模金融緩和を継続する方針を決めました。

理由は、景気回復はまだ道半ばで、緩和引き締めは時期尚早というものでした。

ただ世界の主要中央銀行は一斉に利上げに動きだしていることから、円安は増々進みそうです。その円安が資源や食料の高騰を引き起こすことになるのは明白なことと思います。

20220619053320.JPEG

20220619053825.JPEG

20220619053542.JPEG

20220619053639.JPEG

20220619053240.JPEG

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

新聞で読んだのですが、ウクライナ語に最近「マクローニッティ」という単語が加わり、ウクライナの激戦地東部ドンバスの戦場の兵士にまで広がっているとのことです。

意味は「マクロン(大統領)する」と言う造語で、「実のない話をする」「心配するけど何もしない」と言うもののようです。

17日の米株式市場でダウは続落しました。週間で1,500ドル(4.8%)安となったのです。これはコロナウイルス危機後で最大の落ち込みで、まるでコロナバブルが崩壊したようにも見えます。FRB0.75%の利上げを決め、市場は金融引き締めの加速を織り込み、それによる景気の大幅後退を予測したものと思います。

米国では高インフレ潰しの為なら強硬に何でもする。「心配するけど何もしない」態度ではなく、「マクロンしない」とでも言うのでしょうか。

それに引き替え日本はまださらに金融緩和を続ける決定を、世界の潮流とは逆向きに行っています。

これを世界の市場はどのように判断するのでしょうか。もしかすると日銀には利上げできない何か裏事情でもあるのではないかと思われはしないかと危惧します。

最近でも20円からの円安となって1ドル135円になっています。それなのにこれ以上さらに緩和を続けるとなると、日本政府も日銀も「金融引き締めはできない」と市場に判断されれば円安はさらに進行し、物価上昇はまだ入口といったところにいるのかもしれません。

政府も日銀も「マクローニッティ」しないで、抜本的改革に仮に、少々の痛みは伴っても舵を切らないと、いつまでも「マクロンする」ばかりでは済まされないようにも思えるのですが......

日本も重大な局面にさしかかりそうです。

今度の選挙には行かなければなりませんね。

ランチ.jpg

本日のボンドランチ

「マクロンしない」実のある弁当

前へ

会員登録をしていただくと、過去の実績から直近の実績まで一目でわかるi-Bondチャートをご覧いただけます。
また、i-Bondに関する情報などをメール等でお届けします。

会員登録はこちら

会員登録