2021.12.13

社員ブログ

年間600万トン・・・・

本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

今年も残り少なくなっておりますが、これから年末の大掃除を予定されている皆様も少なくないでしょう。きれいになった家で年神様を迎えたいところですが、粗大ごみなどの処分まで考えると、早めに済ませてしまいたいものです。

国際的なネットワークによってつくられているマテリオム(Materiom)というプロジェクトがあるのですが、そちらのホームページでは、自然素材の廃棄物などを利用して新たな素材にかえるレシピを無料で公開しています。自然素材のみからつくることができる染料や編み物に使う糸など、100件程度のレシピが並んでおり、原料は松かさ、サトウキビ、卵やくるみの殻など様々です。なかには、日本のタデの葉を原料とするバイオプラスチックといった、日本由来の植物のレシピも掲載されています。

マテリオムのホームページには、『私たちのすべての材料が栄養素だったと想像してみて下さい。森に足を踏み入れて下さい。海に潜って下さい。あなたの周りのすべてのバイオマス(動植物などから生み出された再生できる資源)は、生きているものも、命を失ったものも、つくられた住処も、すべて膨大かつ絶え間なく原料を生産しています。それでも、森林には埋め立て地がなく、海には廃水がありません。何十億年もの間、植物や動物は、他の生物が調達、使用、分解、そして再び使用する方法を知っている特定の成分の組み合わせで原料を生産するように進化してきました。今そこに注目する時です。マテリオムは、農業廃棄物などの豊富な天然成分からつくられた材料に関するオープンソースのレシピとデータを提供しています。この知識を公開することで、材料開発を加速し、世界中の材料市場への参入障壁を低くします。私たちは企業、都市、コミュニティと協力して、地域の生態系や経済に栄養を与える地域の生体材料サプライチェーンの開発を支援しています。』というビジョンと使命が記されています。

次も関連するお話になりますが、近年、日本の食品ロスの発生量は減少傾向にあり、2018年度においても前年度より12万トン減少したものの、年間600万トンです。食品ロスとは、本来食べることができるにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことを指し、国民ひとりあたりに換算すると、年間47キログラムとなり、米の年間消費量54キログラムに近い量になります。日あたりに換算すると130グラムとなり、茶碗一杯のごはんの量に相当する量です。食品ロスの発生場所をみると、一般家庭276万トン、外食産業116万トン、食品製造業126万トン、食品小売業66万トン、食品卸売業16万トンとなっています。食品ロスを削減するためには、食品産業のみならず、一般家庭からの発生も抑えなければなりません。

また、商習慣の見直しも必要です。例えば、多くの商品の賞味期限は年月日で表示されていますが、納品しようとする商品の賞味期限が、既に納品済みの商品の賞味期限より先にくるものは納品しないということも珍しくありません。物流拠点間で在庫商品を転送しようとする場合、転送しようとする商品の賞味期限が、転送先で既に納品している商品よりも先にくる場合は、賞味期間がまだ十分に残っていても転送できず、結果としてそれらが食品ロスにつながる可能性があります。

弊社は食品産業に属する企業ではないものの、当然ながら、食品ロスについて意識を高めていかなければなりません。日々の生活のなかで、少しでも改善がなされるよう、各人ができることを実行して参ります。

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