2021.08.23

社長ブログ

懸念材料

先週、たまたま虎ノ門の金比羅宮の境内、と云ってもよいような場所にあるビル内の、主に株価などを放送するラジオ局を見学する機会がありました。

大きな部屋の中央部に、これも大きな金魚鉢のような透明の何角形か忘れましたが、分厚いガラスがはめ込まれたようなスタジオがあります。またその外側周辺にはスタッフのデスクがいくつもあり、中にはマイク付のヘッドフォンをつけた人もいて、スタジオ内を見つめて、時々指示を出しているようです。そして、その金魚鉢の中には、刻々と変わりゆく日経平均株価ボードがあって、それを見ては番組の合いの手のように、時々それを放送しているようです。

そう、1430分を回っていた頃と思いますが、スタジオ内が急に騒がしくなり、同時に日経平均株価も大きく下げたようです。その時は何事だろうとは思いつつ、帰り路、隣りの神社にお参りをし終わると「どうせ、ここまで来たなら近くの愛宕神社まで行ってみよう」と思いたって、歩くこと約15分汗だくの中、着いてみると「えっ、まだこの石段を登るの!」と思ったくらい急な石段が現れます。意を決して、やっとのこと登り終えると息も上がります。晩夏を思わせるようなセミの鳴き声の中、神社にお参りしてから境内を横に出ますと、NHK博物館がありました。

入館はしなかったのですが、中をのぞきますと、1925年にこの愛宕山頂に東京放送局(現NHK)が完成して、日本で初めてラジオ放送がここから始まったようです。

当時は株価などは放送されてはいないと思いますが、一体どんな内容が放送されていたのか、興味津々で、一度ゆっくり来てみたいと思いました。

そう云えば、以前当社が購入したマンションの売主さんが小豆問屋を営んでいて、売主のお母さんが若い時は、短波放送で相場を聞きながら商売をしていた、と聞いたことがあります。商人や投資家にとって刻々と変化する相場は、チャンスを捕える材料としては欠かせないものなのですね。

金毘羅とタワー.JPEG

急な階段.JPEG

愛宕神社.JPEG

NHK博物館.JPEG

本日も、小生のブログにアクセス頂きまして、ありがとうございます。

さて、先刻のスタジオでの騒ぎですが、トヨタ自動車が9月の世界生産を40%程減らすと発表したことによるものであることを、帰社してから知りました。90万台弱としていた計画を50万台弱に引き下げたのです。

トヨタは半導体不足の中でも大きな影響は受けてこなかったのですが、さすがに部品メーカーが多い東南アジアでの新型コロナウイルスデルタ株蔓延には勝てなかったようです。部品調達が停滞し始め、国内外の工場が休止に追い込まれては仕方ないのでしょう。

つい先日まで、NY株式市場では、最高値更新を天井知らずのようにしていたのですが、今株安は世界中で進んでいるようです。20日の東京株主市場では日経平均株価は約7ヶ月振りにトヨタの件もあり、年初来安値27013円をつけました。

アジア株はもとより、欧米株も総じて安値をつけています。

世界の金融市場に最も影響を与えるのが米国の、金融政策を決定するFOMC(連邦公開市場委員会)であるとよく云われています。

FRB(連邦準備制度理事会)が開く金融政策の最高意思決定機関がFOMCであり、FRBの理事7名と、米国各地にある連邦準備銀行の総裁及びニューヨーク連邦準備銀行総裁の合わせて5名の、豪華12名で構成されています。

7月に開催されたFOMCで、テーパリング(資産量的購入縮小)の開始について議論され、ほとんどの参加者が今年中に始めることが適当、と判断したそうです。もしかすると、FRBのパウエル議長が8月の月例経済シンポジュウムで、より具体的に発言するかもしれません。もし9月にも開始を発言すれば、さらに株価は下がるかもしれません。

そこに中国のIT企業と不動産関連企業に対する中国当局の規制強化が加わり、世界株安の三つの懸念材料がこの時期に集中したことになります。

8月10日頃までは米国では史上最高値を更新していたNY市場もコロナ禍もあっての資金供給過多でジャブジャブ状態ですが、いよいよここを契機に資産バブルも(株式や不動産など)反転機を迎えるのかもしれません。ここは市場から目が離せなくなってきました。

パスタ.JPEG

本日のボンドランチ

イタリアの観光地はようやく客足が戻りかけたのに!

デルタ株のパンデミックが水をかけたようで・・・

「パスタ定食」

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