2019.08.26

社員ブログ

今年は7月29日

 本日もアイボンドブログをご覧いただきまして誠に有り難うございます。

 立秋、処暑を過ぎ、暦の上では既に秋となっております。とはいえ、まだしばらく暑い日が続きそうです。皆様も体調を崩されることなどありませぬように。

 近年、気温の上昇、大雨の頻度の増加、農作物の品質低下、動植物の分布域の変化、熱中症リスクの増加など、気候変動とそれに伴う影響が世界中で顕在化しており、更に今後、長期にわたって拡大するおそれがあります。地球温暖化その他の気候変動に対処し、人々の生命や財産を守りつつ、社会の持続可能な発展を図るためには、温室効果ガスの排出削減といった対策に全力で取り組んでいくのみならず、現在生じている被害の軽減を図る適応策も必要でしょう。

 実際のところ、例えば日本では、世界(100年あたり約0.73℃)よりも速いペース(同約1.21℃)で気温が上昇しており、21世紀末には、20世紀末と比較して厳しい温暖化対策をとった場合で0.5~1.7℃、温暖化対策をとらなかった場合で3.4~5.4℃上昇すると予想されています。そして、短時間強雨の回数の増加、大雨時の降水量の増加、降水日の減少に加え、多くの地域で積雪量が減少する一方、一部地域の内陸部では大雪が増加する可能性も否定できません。

 今年6月、グローバル・フットプリント・ネットワークは、人類が地球における年間の自然予算を使い果たす日(アース・オーバーシュート・デー)を発表しています。今年は7月29日になりました。アース・オーバーシュート・デーになると、人類の自然に対する年間の需要が、その年に地球が再生できる量を上回ってしまいます。今年はこれまでで最も早い日付となり、この20年間で2ヶ月も早まりました。これは、現在の人類が地球の生態系が再生できる速さよりも1.75倍の速さで自然を使っていること、つまり、1.75個分の地球を使っていることを意味しています。

 ここでもし、アース・オーバーシュート・デーを1年に5日ずつ遅らせることができれば、2050年までには、地球1個分の暮らしが可能です。アース・オーバーシュート・デーに達するタイミングを遅らせるための解決策はいくつかあり、例えば、化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出量を50%削減すると、93日遅らせることができます。グローバル・フットプリント・ネットワークでは、そうした解決策を推進する様々なキャンペーンを推進中です。

 過去の遺産を食い潰し、未来から返せる当てのない前借りをして、人類は地球1個分を超えた暮らしを続けてしまっています。本来、地球は1個しかなく、地球1個分で暮らすしかありません。ところが社会の仕組みなどから、悪気がなくても、地球1個分をはるかに超えた暮らしを営んでしまっているのが実状です。温暖化や海洋プラスチック汚染といった環境問題をみれば、誰の目からでも明らかでしょう。

 さて、同じことは、脆弱な社会保障制度の下において、高齢化がすすむなか、いかに快適な老後を過ごしていくのか、という社会課題にも当てはめることができます。無計画に貯えを使い続けていけば、その先に待ち構えているのは老後破綻です。せめて人生の幕を下ろすまでは、自助努力によって何とかやり繰りしていかなければなりません。皆様の快適な老後の実現に、弊社が少しでもお役に立てればと思っております。

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